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(´・ω・`)
- 1 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2006/03/11(土) 17:46:11 ID:vm/3VeBU
- (´・ω・`)ショボーン
- 251 :代理投下:2014/12/15(月) 21:58:57 ID:6foGfo42
この巨人族の男、名はスッツング ‐──
両親を、フィアラルとガラールに溺死させられている。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
∧ ,, ∧
(益' @#)、
/´⌒ ∨
/⌒)┐_/ / ∨
ト、 マ' _∧ ∨
¨ ̄ ̄ ̄ } Y
゙ 〈___イ乙
厂 〉
_ / /T..:::|
/ヘ/ ∧ / |:::: |
///X ∧∧ ∧ ∧ |∧/| l::::::|
//X X {{;: (ll!^▽)ll ◎д):;}} ノ イ l::::::|
/// X X 厂ト、 ト、 ∧ ( つと ノ ∠L [⌒ ] イ:::::: |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 252 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:00:21 ID:6foGfo42
,〜'⌒〜〜'⌒〜'⌒〜'⌒〜'⌒〜〜'⌒ヽ、
( チビの小人がふざけやがる……!
( 殺してやる!テメェらどっちもッ!
( ぶち殺してやらぁ……!!
`〜ー 〜ー v〜ー 〜ー 〜ー 〜ー'
,
,〜'⌒〜〜'⌒〜'⌒〜〜'⌒ヽ i, ,
( あ、あの…… ; ∧ ,, ∧
( あなたサマは一体……。 , (益' @#)、 ‘ ,'
`〜ー 〜ー 〜ー 〜vー 〜ー' , /´⌒ ∨ j' '
/⌒)┐_/ / ∨ j
,〜'⌒〜〜'⌒〜'⌒〜〜'⌒ヽ {{ ト、 マ' _∧ ∨ ‘
( きょ、巨人さま……。 ¨ ̄ ̄ ̄ } Y , '
( どうか……は、話を ‐─ ゙ 〈___イ乙
`〜ー 〜ー v〜ー 〜ー 〜ー' , 厂 〉 ′
_ , / /T..:::|
/ヘ/ ∧ / |:::: | }}
///X ∧∧ ∧ ∧ |∧/| l::::::| ,
//X X {{;: (ll!^▽)ll ◎д):;}} ノ イ l::::::|
/// X X 厂ト、 ト、 ∧ ( つと ノ ∠L [⌒ ] イ:::::: |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌────────‐^────────
│ そ、そうです!わたくし共は誓って!
| そ、そのような事は……っ!
└─────────────────
- 253 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:01:11 ID:6foGfo42
- ┌───────────────
| そうですとも!話をすれば、
| わたくしらの身の潔白、はっきりと
| 証明することもできますよ!?
/───────────────
/
―――────―――――――――――┐
/ さ、さ!どうぞ、まずは落ち着いて……。 |
腰を下ろして、食事でもしながら |
ゆっくりと説明を ‐── |
──────────────────\
\
\
┌───────┐
│ …… ……。 |
└───‐v───┘
∧__∧
(: @益@#)
-‐=彡ト イ≧=‐-<j
ィ´ ≧==≦ ノヽ,
/ そ 【: Y \
/ / :】 人 \
/' /`ヽノ イ厂\ , ´Y
/ / ∨〉 〈∨ \,イ l
/ イ} ∨〉 〈∨ } l
/ / / |/ | | |
- 254 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:02:17 ID:6foGfo42
- 〈\
(________〈\ \〉
\____ ( ̄ \〉
} \
__ __ / 厂\ \ _ ____________________
/ / \/ _ __ _______ __
∠ _ / __n__ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \
└ァ r┘ / / \ \
__ くイ_j / / \
/二う、 ォ / /
,イニニ二.ム、 。 / /
,イ´二二二 −二ム、 。 / /
. _,イ __ 二三,>-‐=ニニ 。 / /
. / /. >´ > ´ :: : : .... / / .............
/ /::: / /:::::::::::::::::::::: : : : . / / ...::::::::::::::::::::::::::::::::::..
ム=ミ─=ミ/ ,イ/:::::>‐‐、::::,:::::::::: : : .. / / .::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..
/ {__/ ',/ /::::::/ ,-‐、 ∨:::::::::..; / / ..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::..
{/ V} } l::::::::l { . } |l::j::':: :::: / / .:::::::::::;;;;;∧∧;;;;;;∧;∧;;;::::::::::::::.
「\ \_,ノ / ;:::::人 ‐ ' //::::::::: / / :::::::::::::;;;(li!д );;;;( дli!);;;:::::::::::::::
\_\_ノ / ∨:::: >‐彡′:::::::::: / / ',:::::::::::;;;:` ‐┘;;└‐‐';;;;;::::::::::::::,'
.  ̄`¨´ /\: ::::::::::::::::::::: / / ' ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::, '
/::::;;;;;\:::::::::::::::::: / / 、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::., '
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏┓ |! i|
┏┫┃ i! |! i| _n___ 00
┏━┓ ┃┣┛ |i |! i| ii └i n |
┃ ┃ ┗┛ i|∨ ∨| i!l U U ア ッ
┃ ┗━┓ 、 |l ∨| /
┃ ┃ \ |l : l|
┃ ┏━┛ |l i l| /
┃ ┃ \ _ノ,' _ |! l| /
┃ ┃ <> ヾ< /Υ 〉 !| _ |] ー '´/
┗━┛ }l 〈_::」/ :!:i: 〈/ __ l { /
. \、 /, __ .:|.:|: . _ノ::::\\ 、ヽ. __/
\ー ' 「:::::// . :.:|:.:.v!: . \:::::// ー ( /
) ) 〈:::::// . . : ::!:.: .:|: : .  ̄ i ー '/
. \ 、 // l7  ̄ . : :|: :: :!: :. :|: : : . . . l> il フ∠/
. \ー ' i! . . .: : :|!: : |..: . :l : く]: . i. . !:l //
\\ il 、〈〉 i . . : <>!|: :,' .:: .: | : : !: : !:. . . ノ::l // l7
):.:\ 八:.\_ 人 )、 : : ノ.:V.: : .::.: :!: :人 八,、 ノl / : ノ,、 /: (
.  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 255 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:02:54 ID:6foGfo42
- ┌─────────────
│ ……やかましいんだよォ。
│ 足元でよぉオォ……!
└────‐v────────
. '
}. ' ; ' : : '
ノ ::j
,:: : ( n
´ : : : ,へ ,__ -‐─ ─一 ´}{⌒ヽ
パラ (::, ' :: '(益@# > }{ ∨
パラ...' .:: ' ,イ ヽ ¨ f ⌒ヽ,. j}/ }{
‘, / ,ィ´ ¨ `ー、 \ァ‐七フ ノ \
∧∧ ∧∧'. / ノ Y´ } / 〈 \
(li!:::::)(ll!:::::::),イ , < | ノ Y }`ヽ__ \
(::::::::)(::::::::::){_j_j_jノ rヘヘヘヘ (⌒ ノ (⌒ }
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 256 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:03:22 ID:6foGfo42
- ┌───────
| ショーコも!
└──┬──────
| ハナシも!
┌──┴─────────
| 必要ネぇえええ〜〜ッ!!
└────‐v───────
n
,へ ,__ -‐─ ─一 ´}{⌒ヽ
(益@# > }{ ∨
,イ ヽ ¨ f ⌒ヽ,. j}/ }{
/ ,ィ´ ¨ `ー、 \ァ‐七フ ノ \
∧∧ ∧∧ / ノ Y´ } / 〈 \
(li!:::::)(ll!:::::::),イ , < | ノ Y }`ヽ__ \
(::::::::)(::::::::::){_j_j_jノ rヘヘヘヘ (⌒ ノ (⌒ }
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌────‐^───────────────
| 俺が!俺の心が!
| テメェらが下手人に違ぇ無ぇって言ってんだ!
└────────────────────
- 257 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:03:54 ID:6foGfo42
- ┌──────────────────
| 親父とお袋が最後に便りを寄こしたのが
| この辺りだ。
└──┬───────────────
| 次に会った時ぁ、二人とも
| 海で溺れっ死んじまってた……。
└────‐v──────────
グイィ!
∧∧ ∧ ∧
´ (; >д)(益@#)
‘ /uf⌒n ヽ, f⌒ヽ
' u uヽ `ー‐┘ }ト、
丶 __ \___ノ Y
` ‐- /::::}:====:|
/::::/ ノ
〈:jj::| |:\
¨| |:::::::\
∧,,∧ | |、:::::::/
と⌒つ;`д◎)┐ r‐┘ 」(___/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌──────‐^───────────
| そんでよぉ!ここいらに住んでるのは、
| テメェら二人だけってぇハナシじゃねぇか!
└──────────────────
\人_人_人_人_人_人_人_
≧
> だったらよォ!
> テメェらがヤったって
> 決まってんだよぉおおッ!!
≧
/⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y
- 258 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:04:10 ID:6foGfo42
┌────────────
| む、ムチャクチャな!?
| 少しは弁解をっ!?
└─────‐v──────
‘ /
/ //
// ' ´
, ∧,, ∧
// , -‐ (@益@#)
{( (( ヽ/⌒Y`ヽ,
人ゝ、 ミ丶n__/ / l
_ ‐- `ー、____/ l
| 00 | l〉
|_厂 シャァ n__n |=====:ト、
ノ l // /::...,ヘ \
∧∧ ノ ・ ´ /:::::/ \ \
c(>д<;∩ ,,∧ __/:::::/ `ー、 `┐
と⌒ n ;`д)┐::::::::::} 〕 |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌───‐^───────
| ……弁解!
| なんだと!?弁解!?
└───────────
┌───────‐^─────────
| ハッ! 汚ぇ馬脚を表しゃがった!
| その、言い逃れってのは
| やましい奴のやるこった!
└─────────────────
┌──────────‐^────────────
| やっぱり!俺の勘は!正しかったってぇことだわなぁ!
└───────────────────────
- 259 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:04:54 ID:6foGfo42
- ;: {{ ∧ ∧
: r(>д゚;)‐、∧_, ∧ }} :;
とと u⌒(◎д◎;)m,
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌─────────────────────
| 許しちゃあおけねぇ……
| 許しちゃあ、おけねぇよなぁ!
┌─┴─────────────────────
| テメェらそっ首ひっつかんで、海ん中に沈めてやる!
| 親父とお袋と、同じ苦しみをくれてやる!
┌───┴───────────────────────
| 口ん中、鼻ん中ぁ砂利詰めて、
| ハラワタの奥ヒダまで海水で膨らましてやる……!
└───────────、(───────────────
\
\
- 260 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:05:23 ID:6foGfo42
- . . : : : : : ; ; ; ; ; ; ; ; : : : : : . .; ; ; ; : : : : : . .
. . : : : : : ; ; ; ; ; ; ; ; : : : : : . .
. . : : : : : ; ; ; ; ; ; ; ; : : : : : . .
. . : : : : : ; ; ; ; ; ; ; ; : : : : : . .
. . : : : : : ; ; ; ; ; ; ; ; : : : : : . .
. . : : : : : ; ; ; ; ; ; ; ; : : : : : . .
. . : : : : : ; ; ; ; ∧ ∧ ; ; ; ; : : : : : . .
. . : : : : : ; ; ; ; r(;>д゚)‐、∧_, ∧ ; ; ; ; : : : : : . .
. . : : : : : ; ; ; ; とと u⌒( д◎ ;)m ; ; ; ; : : : : : . .
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
- 261 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:06:04 ID:6foGfo42
- :
|
|
|
|
┌───────‐^───────
| ‐── ど、どうか、巨人サマ!
│ 今少しばかりのお情けを!
└───────────────
┌─────‐^────────────────────────
| わたくし共は、この世に二つとない魔法の美酒を持っております……。
| それを納めた壺と釜、全て全部を、巨人サマに差し上げます。
└──────────────────────────────
┌────────‐^──────────
| そのぅ、巨人サマのご両親サマへの……
| お悔みとして……へ、へへ、へ。
└───────────────────
┌────────‐^────────────
| 今日の所はどうか、わたくし共の一番の宝。
| その酒を土産に、ご勘弁を……! ; ';';';';';';';';';';';';'
└───────────────────── , ';';';';';';';';';';';';';'
';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'
, ';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'
, ';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'; '
; ';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';';'; '
,
- 262 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:06:38 ID:6foGfo42
- ; ';';';';';';';';';';';';'
, ;;
,
- 263 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:07:11 ID:6foGfo42
-
┌────────────────────┐
| 詩の蜜酒は ─‐‐ いや、 |
| クヴァシルの魂は、再び奪われた。 |
└────────────────────┘
________
,ィ劣≧=ニ二三≧ 、 ┌────────────────┐
/Y´ ` 、\ | 狡猾だが力弱い小人から、 |
{人 Y:| | 強靭だが粗暴なだけの巨人へ。 |
マ7\ |::| └────────────────┘
////>‐- __ ノノ
///////>‐-- -‐ ´Y
,イ´/////// , イ
////////// ///| __
////////// ∧/∧ ´,. -── - 、` 、
|///////∨ ,‘ ⌒∨,∧ // ヽ ヽ
∧//////∧ ∨/l | | .| |
∧//////∧ ∨ ! .ヽ / /
ヽ、//// ∧ ,/ \`‐-、_____- ´/
\/////\ / ) `''' ─‐---─'''´ (
゚≪////>、 イ /_ _ \
 ̄ ̄ ̄ / ` ‐ - ‐ ´ Y
|‐ _ _ l
\ _ ` 一 ´ /
`、 __ __ ´
` ‐- 二 -‐ ´
┌─────────────────┐
| 善良な知恵の神は、奪われ続ける。 |
└─────────────────┘
r─ 、
ノ厂\\
‖ ∧ ∨
ト、 ‖ 〕| |
ノ ≧==================≪} ∨ ,/
. / //'"´ ̄.: : : :. :. :. :. ̄ `゙'' 、 \_//
i / : : : : : : : : : : : ::: .: : : : : :. :. :.ハ } <
', l,、.: : : :. :. :. :.: :: : : : : : : : : : : :ノ .if⌒L〉
゚。//≧ 、,,,,,_____,,,,,,,,,;;,イ///
゚.。////////////////////'/
゚' ./////////////// ,イ
〔≫===========≪〕
- 264 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:07:42 ID:6foGfo42
- ┌───────────────┐
| 蜜酒に口を付けた瞬間、 .|
| もたらされた知識によって .|
| スッツングは察しただろう。 .|
└───────────────┘
┏━━━━━━━━━━━━┓
┃ 両親を殺したのは、 ┃
┃ やはりこの二人であると。 ┃
┗━━━━━━━━━━━━┛
/〉
〈/ *
∧_∧ O 。+
( @益) ▽,
/ 【: \ /E )
_ / ,イ |\.\/ /
/ヘ/ / / l | .\__/
///X | | }== /⌒l
'//X X ∧∧ ∧ ∧ rm'mノ-' ' l
/// X X 厂ト、 ;:(ll!^▽);◎д):; ( ノ| | ::..
L/ >‐┘\_ノ ( つと ノ \ <  ̄ | |
\ ヽ (__) r=z ;
::,, 「ゝ (_/ _  ̄
r==、 /7 |
\__> ,,,; L∠/
- 265 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:08:11 ID:6foGfo42
-
:;;;;;;;;;;; :::;;;;;;;;;;;;;
::;::, ' ,;;;;; ;;;;;;;;;; :
,,;;,,:; , ;;;;; , ;
::;;,, :; ' , ::::
' , ':.、 * ,' :;:
∧_∧ 。+ :;
. . ; : : : :(:::.. @益) ▽, 、,,.;;; '
. . ; : : : :/.:::【::: :. \ /E ) ;, :;;;
_ . . ; : : : :/.:::;イ:::. .. |\.\/ / ;;;;,,.,;;;;
/ヘ/ . . ; : : : :/.:::/ l:: : ... | \__/ , ;;;'´
///X . . ; : : : :|:::::| }== /⌒l ,; ,'
'//X X ∧∧ ∧ ∧ .. ; : : : :rm'mノ-' ' l ,
/// X X 厂ト、 ;:(:::::::::::):::::::::::::): . ; : : : :(: :::::::::.... . . ノ| | ::..
L/ >‐┘\_ノ,,;;;;;;;;;;;;(:::::::つと:::::ノ \::....<  ̄ | |
,;,;;;;;;;;;;; \ ヽ (__) r=z ;
::,, 「ゝ (_/ _  ̄
r==、 /7 |
\__> ,,,; L∠/
┌─────────────┐
│ そして気付いただろう。 |
└─────────────┘
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 両親を殺されたことへの賠償、それを差し引いても ┃
┃ なお余りある秘宝を手にしたことを。 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 266 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:08:37 ID:6foGfo42
- (:: : :(
⌒ゝ : : : : . .
, : : . : : : . .
(⌒(_: . .
 ̄ ̄ : : . .
: : : : . .
Y⌒ : : 、
:{ ; : (____ ,
: . ., : : :: : : 厂 ̄ ̄ ┌xxx┐
`ー ─ ‐ ゙ ノf⌒f人
,ィl:l|閂||/∧__
/:: :;'::; :r':; ヽ∨\
ノ :_:: ヾハ:: : : \彡`ー、
イ/::: ̄ヾ、:: :ヽヽ ::ハ :::人
/イ:: : ;:;'':: : :}:: : h: 、::;''ヾ,、_::||ト、_
,,- ''¨゙/i ハ__,ィ::;: ''; : ..; `ヾ¨ー-ゝ,ヾ>- 。、..,\_
__rュ.._-=,;''ィ´__ ::イ':{''´_/::;:' ;:'' :: i. `ヾ=-ュy彡ソ ::''';..;:/~ヾ-,
―__ : : ;;':; ::イ´:;:;'' ソ 、ォ'' -―''´~~ ̄ ''`¨:::; :: '';: ';;:.. |l.. :;p;}l ヾs- :;;'' `ー=ュー、:::ヾ_、_
;:; ::../; ::イ ::::;''' 'l' ''__ ::;;'' i/ッEk__j''l;:イ::;;;::''' li '';; ヾl! ::' \¨゚jソ ::;'''' ::; ュ、__ ミュ、::
:;; ヾ ::; ¨゚ '':;'''イ~ ̄_::' ,,r'~ ̄ ̄::;; ;..,l/ :;;'' ;i!,,. rイ |li '':;:... }、 ::'' h .;:,,''' ヾゝ ::;;'' '';:.,., ッEk
;;;:: :;,,.. -^'' ッEk::;;'''  ̄ ::; '':;./.:::' :;.. ::;'' ;:'7lk ハ;;:'' ト,,、 ';:;:.'ヘヘ ハ::;... ...;ソ彡ヾ :;:-= ュ ッEkッEk
ッEkッEkッEkvw ッEkッEkvw Yv ッEk ッEk ッEk vkッEkッEkッEk ッEkッEk
ッEkッEkッEkッEkッEkッEkッEkッEkvW ッEk ッEkッEk ッEk ッEk ッEkッEk ッEkッEkッEッEkk
- 267 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:09:05 ID:6foGfo42
- ┌────────────────┐
| 険しい岩山の上、 |
| 住処に引き上げたスッツング。 .|
| 蜜酒を深くしまいこみ、 |
| ただ己一人で占有した。 .|
┗─┬──────────────┻─┐
│ 二人の小人と、同じように ─‐‐ 。 │
└――――――――――――――――┘
┌────────────────┐
│ だがそこから先は様子が違う。 .|
└────────────────┘
┏───────────────────┐
│ 蜜酒を秘匿した小人とは逆に、 │
│ 男はこと細かに仲間に語って聴かせた。 |
└───────────────────┛
n n ┌──────────────────────┐
LL LL ┃ 自分が如何にして小人の悪行を付き止めたか │
┌||─||─―┐ └──────────────────────┘
└||─||──´
¨ ¨ l / ┌──────────────────┐
n n ′/ ┃ 如何に勇ましく父母の仇を取ったか |
LL LL ∧__∧ └──────────────────┘
┌||─||─―┐ ( @益@*) ▽, ┌───────────────┐
└||─||──´ / 【: \ /E ) _噐_ ┃ 如何にして魔法の蜜酒は、 │
¨ ¨ / ,イ |\.\/ ./ ¨Y¨ ┃ 己と言うふさわしい主を得たか │
/ / l | \__/____仄L_ └───────────────┘
| | }== /⌒l 〔77777777777777:〕
┌∧┐ rm'mノ-' ' l  ̄ ̄ ̄〕〔 ̄ ̄ ̄'
_〕/〔 ___..( ノ| |_______〔 〕 ___ _ _ . . . . , ,
|/////| |l::::::\ <; ̄ :::: | |::::::::l| 〕〔 __ _凵__: : . .
 ̄i|//| |l:::::::::::::\ ヽ;:::::::(__):::::ll 〔 〕 >=< >=<: : : : : . .
i|//| 只¨゚¨゚¨゚ (_/¨゚¨゚¨゚¨゚¨゚¨゚只 〕〔 〈 //〉〈 //〉: : : : : : : . . .
i|//| ┌<乂乂>┐ V___/ V___/: : : : : : : : : : : . . .
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄
∧_∧
∧_∧ ∧_∧ (::::::::::::::::)
(::::::::::::::::) ∧_∧ (:::::::::::::::∧_∧ /:::`::'::ヽ
/.:::::::::::| (::::::::::::::::) /::::::::::::(::::::::::::::::) |::::::::::::::::|
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
│ 誇大に脚色したその『 武勇伝 』を .|
│ 呼び付けた仲間たちに幾度となく .│
│ 語って聴かせたのだ。 |
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
- 268 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:09:36 ID:6foGfo42
-
┌─────────────────┐
| 虚飾された大言は、館の扉を超え .|
, l / | 風に乗り、山を降り。 |
、 ′/ └─────────────────┘
‐- ┌xxx┐
ノf⌒f人
,ィl:l|閂||/∧__
/:: :;'::; :r':; ヽ∨\
ノ :_:: ヾハ:: : : \彡`ー、 ┌────────────────────┐
イ/::: ̄ヾ、:: :ヽヽ ::ハ :::人 | 野辺に住む、ヒトどもの口にも上り ─‐‐ .┌┴──┐
/イ:: : ;:;'':: : :}:: : h: 、::;''ヾ,、_::||ト、_ └───────────────────┤ |
,,- ''¨゙/i ハ__,ィ::;: ''; : ..; `ヾ¨ー-ゝ,ヾ>- 。、..,\_ | |
_ ::イ':{''´_/::;:' ;:'' :: i. `ヾ=-ュy彡ソ ::''';..;:/~ヾ-, └─┬─┘
´~~ ̄ ''`¨:::; :: '';: ';;:.. |l.. :;p;}l ヾs- :;;'' `ー=ュー、:::ヾ_、_ U
k__j''l;:イ::;;;::''' li '';; ヾl! ::' \¨゚jソ ::;'''' ::; ュ、__ ミュ、::
 ̄::;; ;..,l/ :;;'' ;i!,,. rイ |li '':;:... }、 ::'' h .;:,,''' ヾゝ ::;;'' '';:.,., ッEk
::' :;.. ::;'' ;:'7lk ハ;;:'' ト,,、 ';:;:.'ヘヘ ハ::;... ...;ソ彡ヾ :;:-= ュ ッEkッEk,
kッEkvw Yv ッEk ッEk ッEk vkッEkッEkッEk ッEkッEk
kッEkvW ッEk ッEkッEk ッEk ッEk ッEkッEk ッEkッEkッEッEkk ヽ
- 269 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:10:02 ID:6foGfo42
- ┌───┐
| |
┌────────────────────┤ |
| ‐‐─ そしてついには、私の耳にも届いた。 └┬──┘
└──────────‐v──────────┘
┌──────────────────┐
| 烏や狼を、遣いに疾らせるまでもなく。 .|
| 私の耳へと、届いたのだ。 |
└────────‐v─────────┘
┌─────────────────┐
| クヴァシルの死したるを知り、 |
| 事の顛末を調べに降った |
| このオーディンの耳にも……。 |
└─────────‐v───────┘
///
/Y// ///////
/ |//////////> ‐ 7// '
/ |///// >‘ ////
/ -‐ ‐- < ////
// ////
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' , V//
ll / |/
八 ≫イ} |/ , ┏━━━━━━┓
///∧ 、 ィ代_ノノ ,, リ// ┃ 万物の父 ┃
///} ¨゙ //// , ┗━━━━━┳┻━━━━━┓
///八 //// ┃ オーディン ┃
///\ ' ー ,, イ>、 ┗━━━━━━┛
///「>──‐一 、 i|⌒Y>、
‘ 乂____ \ノ ノ }ト、
/⌒>< `ヽ / ||: :\
/: : : : : : : :∨ )/ ノ!: : : :.`ー‐、
/: : : : : : : : : }{ 【爻 / |l : : : : : : : : .\ ///‘
/: : : : : : : : : :/ 爻】 , |: : : : : : : : : : : .∨/// ‘
/: : : : : : : : :、/ 【爻 乂: : : : ' : : : : : : : ∨///
/: : : : : : : : : : .\ 爻】 / ,ノ\/: : : : : : : : : ::}{//
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/⌒七>L└' L/ / / |⌒}{
, 【】 └'{_/Lノ【】
【】 【】
【】 【】
- 270 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:10:55 ID:6foGfo42
-
┌xxx┐
ノf⌒f人
,ィl:l|閂||/∧__
/:: :;'::; :r':; ヽ∨\
ノ :_:: ヾハ:: : : \彡`ー、
イ/::: ̄ヾ、:: :ヽヽ ::ハ :::人
/イ:: : ;:;'':: : :}:: : h: 、::;''ヾ,、_::||ト、_
,,- ''¨゙/i ハ__,ィ::;: ''; : ..; `ヾ¨ー-ゝ,ヾ>- 。、..,\_
_ ::イ':{''´_/::;:' ;:'' :: i. `ヾ=-ュy彡ソ ::''';..;:/~ヾ-,
´~~ ̄ ''`¨:::; :: '';: ';;:.. |l.. :;p;}l ヾs- :;;'' `ー=ュー、:::ヾ_、_
k__j''l;:イ::;;;::''' li '';; ヾl! ::' \¨゚jソ ::;'''' ::; ュ、__ ミュ、::
 ̄::;; ;..,l/ :;;'' ;i!,,. rイ |li '':;:... }、 ::'' h .;:,,''' ヾゝ ::;;'' '';:.,., ッEk
::' :;.. ::;'' ;:'7lk ハ;;:'' ト,,、 ';:;:.'ヘヘ ハ::;... ...;ソ彡ヾ :;:-= ュ ッEkッEk,
kッEkvw Yv ッEk ッEk ッEk vkッEkッEkッEk ッEkッEk
kッEkvW ッEk ッEkッEk ッEk ッEk ッEkッEk ッEkッEkッEッEkk ヽ、,, ,, ,, ,, ,, ,, ,, ,, ,,
W" """ " " " "" "″ ″ ″ ″ ″ ″ ″ ″ ″ ″ ″ ″ ″ ″ ″ ″ ″ ″ ″ ″ ´´ ''
∧ ∧
(ω・ ´ )
ト、 / y ヽ ‘
「ゝミミ彡彡G=G[__ノ }L
Y ;; ト、. r‐' ) ノ(⌒
∧ o /(≧L__f ⌒ヽrー彡父ゞ、
}=== ノ ヽ し \厂 ⌒){⌒
イ`ー ^ Y V
{/ }{ | ‘
∨ f⌒\ }f⌒^ー┬、 (_
} |! / ノノ /l::人, }
{ ト、 { { < `ソ_} / /{ ,,
、、 L_ノ┘ Lノ`┘ L」┘ ,,, ,,
゛゛
┏━━━━━━━┓
┃ 八脚怪馬 ┃
┗━━━┳━━━┻━━━━┓
┃ スレイプニル ┃
┗━━━━━━━━┛
- 271 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:11:27 ID:6foGfo42
-
┌──────
| ……。
└┬────────
| クヴァシル……。
└─────‐v──
フー... ∧ ∧
(ω‐ ´ )
ト、 / y ヽ ‘
「ゝミミ彡彡G=G[__ノ }L
Y ;; ト、. r‐' ) ノ(⌒
∧ o /(≧L__f ⌒ヽrー彡父ゞ、
ブルル }=== ノ ヽ し \厂 ⌒){⌒
(( ,イ`ー ^ Y V
{/ }{ | ‘
‘ ∨ f⌒\ }f⌒^ー┬、 (_
} |! / ノノ /l::人, }
{ ト、 { { < `ソ_} / /{ ,,
、、 L_ノ┘ Lノ`┘ L」┘ ,,, ,,
゛゛
- 272 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:12:21 ID:6foGfo42
-
┌─────────────────────
| お前がそこに囚われていると聞いた時……
| 我が心は、今すぐにでも単身乗り込み
| 並み居る巨人たちを撃ち滅ぼして
| お前を取り戻すことを望んだ!
| 猛り、そして逸った!
└──────────────‐v──────
┌xxx┐
ノf⌒f人 ブルブル
,ィl:l|閂||/∧__ ff i⌒ヽ /⌒Y
/:: :;'::; :r':; ヽ∨\ l Y ' ,
ノ :_:: ヾハ:: : : \彡`ー、 i i l {
イ/::: ̄ヾ、:: :ヽヽ ::ハ :::人 ! ! ; i. /⌒i
/イ:: : ;:;'':: : :}:: : h: 、::;''ヾ,、_::||ト、_ | 乂 ノ l / j
,,- ''¨゙/i ハ__,ィ::;: ''; : ..; `ヾ¨ー-ゝ,ヾ>- 。、..,\_ i ′ /
_ ::イ':{''´_/::;:' ;:'' :: i. `ヾ=-ュy彡ソ ::''';..;:/~ヾ-, ; {
/ 乂 __
/  ̄) }}
i´ ̄ ̄¨ ー一 ´ r ´¨ カタカタ
{{ 人 i
`¨ー 、 ヽ
` 、 \
`
_
¨\
ヽ
______________________ \
亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟\____\_______________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟亟
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌──────────────────
| だが……駄目だ!それでは、駄目だ。
└────\─────────────
┌─────────────────────────
| 知なき粗暴によって、小人どもからお前を奪った巨人。
| その巨人から、力のみでお前を奪い返しても ─‐‐
└─────────\───────────────
,勹 00 \ \
く く ノfr.、 >----、 /
\) ッ.…… / }' . -==.、_\/ /
/ / ./ >-< / \──────────────────
/ / ./.>‘ .,__ Y< __ | ‐─ それでは、奴ばらと変わらないっ!
/ ¨´ //ヽノ l\ 丶 | お前と私の、名が廃る!
. ‘ .// .r ノ └──────────────────
/ /`¨
./ ゝ-=ミ
/ .-´ノ
./ . イ ノノ
- 273 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:13:10 ID:6foGfo42
-
┌xxx┐
ノf⌒f人 \人_人_人_人_人_人_人_人_人_
,ィl:l|閂||/∧__ ≧
/:: :;'::; :r':; ヽ∨\ < クヴァシルッ!必ずお前を取り戻す!
ノ :_:: ヾハ:: : : \彡`ー、 < だが! しばし待てっ!!
イ/::: ̄ヾ、:: :ヽヽ ::ハ :::人 ≧
/イ:: : ;:;'':: : :}:: : h: 、::;''ヾ,、_::||ト、 /⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y
,,- ''¨゙/i ハ__,ィ::;: ''; : ..; `ヾ¨ー-ゝ,ヾ>-
_ ::イ':{''´_/::;:' ;:'' :: i. `ヾ ┌‐ サカ ───────────
´~~ ̄ ''`¨:::; :: '';: ';;:.. |l.. :;p;}l : | 賢しらな知識だけでも、
k__j''l;:イ::;;;::''' li '';; ヾl! :: | 幼稚な力だけでも無い!!
 ̄::;; ;..,l/ :;;'' ;i!,,. rイ |li '':;. └─┬───────────‐
::' :;.. ::;'' ;:'7lk ハ;;:'' ト,,、 ';:;:.' | 両方だ!
kッEkvw Yv ッEk, | 知恵と力の両方で以て、
kッEkvW ッEk ッEkッEk | 私はお前を取り戻す!
W" """ " " " "" "″' └───‐v───────‐
∧ ∧,
∩( #)
Lノ `⌒¨〉 ‘
「ゝミミ彡彡==== 〈 }L
Y ;; ト、, r‐' ) ノ(⌒
∧ o /(≧L__f ⌒ヽrー彡父ゞ、
}=== ノ ヽ し \厂 ⌒){⌒
イ`ー ^ Y V
{/ }{ | ‘
∨ f⌒\ }f⌒^ー┬、 (_
} |! / ノノ /l::人, }
{ ト、 { { < `ソ_} / /{ ,,
、、 L_ノ┘ Lノ`┘ L」┘ ,,, ,,
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- 274 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:13:35 ID:6foGfo42
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┌────────────────────────┐
| ─‐‐ そして、待っておれよ。 巨人スッツング……! .|
└───────────‐v────────────┘
┌────────────────────┐
| 貴様には見せてやろう……我が報復を! |
| 神の叡智を、所持すべき者の器を! |
└─────────‐v──────────┘
_ ..x≦三ミ ,,x≦ミ、__
¨ヾ三≧x ,,x≦三彡¨⌒
¨ヾ三≧x ,,x≦三ツ' ¨
x≦≧ォミ、,,_ 、 , . : : : ,,x≦三≧x彡
爪 ”≧ォミ,,、 : : : . . . : : : : : : : : _,,彡≦ 从
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∧ 、 ノ ヾミ、;;: : : : : :}}; ; ; ; ; ; ; ; _,,ィ': : : : x≦ア"´ :.、 ' /
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- 275 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2014/12/15(月) 22:13:54 ID:6foGfo42
- 【四章・二話 終】
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